犬の癌のお手当

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犬の扁平上皮癌の情報は少ないのか、
今でもヒットしてここに来てくださる件数が多いので、
それについてのご挨拶はこちら 
重複しますが、耳にできた扁平上皮癌は耳翼の切除ということで乗り切った経緯があり、
その後 7年後に発症しますが、転移などの関連は不明です。

では。。。腫瘍のお手当てのことを書きます。

2015年10月まで元気でなんでもなかったマルチーズ イチロー(13歳)
突然 左後ろ足の関節が腫れてきて毛が抜けて、日に日に腫れが大きくなってゆきました。
検査しないとわからないが、腫瘍でおそらく悪性であろうというお医者さんと私の見解。
ステロイドを内服することで進行を遅らせることができれば。あとはすごく高価な舞茸のサプリがあるということでした。

まさかその3ヶ月後に亡くなってしまうとは そんなに早くとはその時は想像もできなくて、
ただ イチローのクオリティオブライフ 日々なるべく楽しく 痛くなく過ごしてほしいとお医者さんに伝えました。

ステロイドを飲ませてみましたが、明らかに体調は悪くなるし本人も飲みたくなさそう。
心臓の薬は飲まないと命がないことは本人もわかっているので飲むのです。

そこで、ツルシマの里芋湿布(粉末)と麻炭、それをビワの葉抽出液と水で溶いてガーゼに伸ばし、イチローの患部に湿布すること4時間。

それまで痛くて足が床につけずびっこひいていたイチローが、タカタカタカタカ っとあのかわいい足音を立てて私のところへ来て嬉しそうに私の顔を舐めたのです。
ここのところ 痛みをこらえるので精一杯だったのでしょう、険しい表情をしていましたが、
このときはほんとうにリラックスして嬉しそうに。

痛くないよーー!って。

それから 朝晩の湿布の日々がはじまりました。
ただ 日に日に腫れは大きくなってゆきます。
熱も持ってゆき 外した湿布がカラカラに。
朝晩 朝晩
嫌がる日もありましたが
アメリカと日本の往復で会えない時間が長くなった分
この間はイチローが私を独り占めし
私の手のひらに顎を乗せて眠る日もありました。
動けなかったけど
幸せでした。

イチローの心ゆくまで側にいる決めて
アメリカ行きは無期延期
腫瘍はだんだん小さくなって熱がなくなってゆきましたが
イチロー本人は痩せる一方で、食欲がなくなってゆき
ほとんど食べなくなりました。
鳥のササミや、白身魚を蒸したりは食べていましたが、それすらも。
その時働かせていただいていたカフェの、すごく良い卵を使ったプリンを最後に食べて
最後の3日間は 一晩中撫でていたりもしました。

大寒の雪の朝
夜が朝になる瞬間
腕の中で逝ってしまいました。

足の腫瘍はほとんどひいており
毛も生え始めていました。

体力をつかいきってしまったのでしょうか。
家族全員に見守られての旅立ちでした。

あの素晴らしいお手当の日々は
赤ちゃんで我が家に彼がやってきてから
その全ての時間を
素晴らしかったと懐かしみあって
愛しているよと瞳を合わせあうには
充分で

でももっと触れたくて
一緒に遊びたくて
匂いがかぎたくて

家族全員 イチローに会いたいって いつも思っています。

そんな気持ちを共有出来ることで、
バラバラだった家族がまたお互いに優しくなれて
本当に 犬と一緒に暮らすということは素晴らしい。
イチローの存在は
いまでも本当に 素晴らしいです。
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包帯姿。亡くなる2週間。

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by amenouzume2007 | 2017-02-17 17:21 |
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