犬の扁平上皮癌について

このあと 犬の扁平上皮癌で検索した方にヒットするように
記録を残します。

愛犬マルチーズ イチロー(7歳)の耳に異変を感じたのは
1年前の冬。
右耳の毛が抜けてきていますとトリマーさんに言われ、
カビかアレルギーか ということで
カビのお薬を処方していただきました。
そのときは耳の中も炎症が起きていて、
お薬で炎症が治まったのに毛が生えてこないから
食べ物のアレルギーかもしれないということで
お食事を変えたりしていました。

春、夏と毛は生えてこず、
そして9月、悪化が気になって病院を変えます。
速 検査してくださり、真菌が見つかって飲み薬開始。
その後薬を全く飲んでくれなくなり、
塗り薬に変更。
その間、皮膚は好転と悪化を繰り返し、
毛は生えてきませんでした。

12月、耳の末端に黒い血豆のようなものが出来始めます。
ひっかいて血が出て、かさぶたになりますが、
治癒が遅く その周りにも出来はじめます。

これは耳が血行の悪い場所であるため 冬の寒い時期一時的に出来るワンちゃんもいるそうです。
でもすぐに治るとのコト。

1月、あまりにもひどく耳のふち全部が黒くなってしまったため、
癌の可能性を告げられます。
バイオプシー検査実施。

通常結果は一週間から10日で出るそうですがウチは3週間かかりました。
その間、検査の方から癌の疑いがあるので詳しく検査していることと待たせてごめんなさいという連絡が病院に入ります。

扁平上皮癌は皮膚癌であるため、血中に入りやすく転移の早い怖い癌。
イチローは耳だったので、軟骨があるおかげで進行が遅く
まだ転移の可能性は低いので早めの切除を提案されます。

真菌にかかっていなかった左耳も、他の毛に比べて左耳の毛が全く伸びていない。
赤い出来物が出来ており、
なぜ右と左離れているのに両耳が?という質問には
「同じ条件であるから」というお答えでした。
確かに同じ血行の悪さ、同じ太陽の光。
皮膚癌の原因は日照である率が高いので。。。

両耳をもとから切除、
そして鼻の頭も毛が抜けて出来物が出来始めていたので検査のため少し切りました。
こちらは結果待ちです。

犬は何かを失っても悲しまないのだそうです。
彼の耳が無くなる事を悲しんでいるのは人間だけ。
そう 悲しむと思っていました。
でも 悲しくないです。
彼の希みを彼の気持ちになって感じてみました。
「生きる」「痛いのはやだ」
負担の大きい手術に頑張ってくれた。
皮膚癌が広がって痛むことから回避できた。
その喜び 
見守って 疑って 率直に伝えてくださり 最善を尽くしてくださった先生に
心から感謝しています。

そしてイチローの強さと 執着の無さ その美しさに感動しています。

なかなか治らない皮膚炎は どうか早めにお医者さんに見せてください。
「○○だろう」という診断だけではなく ちゃんと検査してくれる病院に出会えますように。
私は「病気」というものに 上記と違う考え方を持っています。
でも彼らは言葉で伝えることが出来ないから 法律では「物」とされ守られてないから
「お客」ではなく「いのち」として向き合ってくれる先生に出会えたこと。
未然に悪化を防げる段階の病気であれば 切除と言う不自然な行為も「縁」だと思います。

扁平上皮癌について何か加筆する際はこのエントリーのコメント覧にしていこうと思います。

  
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by amenouzume2007 | 2009-02-14 10:28
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